課外授業 B級-宴会戦略
〜ビジネスは宴会(縁を開くこと)から始まる〜

☆幹事の心掛け☆

1.宴会理念を立てる!
2.4P(立地、会費、料理、告知)が重要!
3.告知は5W1Hをモレなく!
4.おもてなしの精神!

宴会理念! 〜共騒戦略 飲んで、食べて、学んで!景気を良くすることがミッション!〜

「ビールは景気のバロメーター」 〜バブル崩壊後は、ビール、名目GDPともに低迷が続く〜


【国内出荷数量 出所:ビール酒造組合世界経済のネタ帳

「平均気温(東京)が20℃を超えるとビールの出荷数量が増える」

【夏の需要期】
月別でビールの国内出荷量を見ると、6月〜8月の夏に最大需要期がある。6月と言えば、東京の平均気温は20℃を超えはじめる頃である。 この頃からビールが売れはじめ、7月にピークを迎える。7月は、お中元需要もあるだろう。さらに関東甲信地方の梅雨明けの平年値は、7月21日頃である。この梅雨明けの発表とともに、ビールの欲求も開放される。 8月には秋の気配を感じはじめ、ビールの需要も落ちていく。
【12月の忘年会とお歳暮】
12月は、もう一つの需要の山がある。忘年会とお歳暮である。暖冬だと、需要が伸びる傾向にある。
【ビールの閑散期】
ビジネス界では、「ニッパチ」と言われ、毎年2月と8月は売り上げが伸び悩み、利益も落ちるという閑散期である。 2月は日数が少ないというマイナス要因もある。ビールは1月、2月に閑散期がみられる。
需要期の低い時期である1月、2月に宴会による「おもてなし」を充実させて、景気を良くするべきだ!
立地(4P戦略):Place
ビジネスパーソンは多忙なため、アクセスの良い駅が良い。〜都心および7つの副都心〜
東京サバンナの攻略! 〜どこが集まりやすいか?〜 本来の副都心の意味と乗降客数
☆7つの副都心に目指すべき未来像を描いていた。
【池袋】多彩な生活・交流の舞台のあるまち
【新宿】東京の発展を先導する都市活力あふれるまち
【渋谷】生活情報を発信するファッショナブルなまち
【大崎】研究開発型産業を核として発展するまち
【上野・浅草】芸術や伝統を育む豊かな文化のあるまち
【錦糸町・亀戸】産業・文化・娯楽拠点として発展するまち
【臨海】職・住・学・遊のバランスのとれた複合的なまち
*日本経済新聞 2013年1月29日
2011年度電鉄各社の各駅1日平均乗降客数ランキング
*日本経済新聞 2013年3月24日
JR東日本 東京メトロ
@新宿 734,154人 @池袋 470,284人
A池袋 544,762人 A北千住 281,192人
B渋谷 402,766人 B大手町 269,848人
会費(4P戦略):Price
5000円前後で高価格帯と言われるようだ。この高価格帯は法人需要がターゲットになる。日経MJ2013年3月11日の記事によれば、株価上昇による景況感の回復基調に加え、中小企業の損金算入が今春から拡大する見通しで、法人需要が上向くとの判断もある。
しかし、個人のビジネスパーソンの需要としては、3000円〜4000円が望ましいと考える。
酒類(4P戦略):Product
【複雑化する酒類市場】
@成熟化とそれによってもたらされたA市場の二極化が考えられる。@成熟化は、先進諸国の経済に共通した特徴である。衣食住の基礎的な消費がほぼ充足されて、人々が物質的な生活の豊かさだけでは満足できず、それ以上の精神的な豊かさも望むようになり、個人消費の中身が大きく変わってきた。 それに加えてA市場の二極化も急速に進んだ。バブル崩壊直後の「価格破壊」の時代、市場は一斉に低価格商品を求めた。 しかし数年を経て、低価格一辺倒であった市場は、「低価格で高品質」を求めるようになった。ところが、まもなくこうした市場も「低価格で高品質」の限界を知ることになり、価格が高くても高品質を求める消費者も現れるようになる。その結果、市場の二極化の時代が到来した。(以上、「JMAM出版 経営をしっかり理解する」から引用)
ビール市場でも、酒税の低い発泡酒などによる低価格商品に対して、プレミアム感を出した高価格商品がある。市場の二極化に対応したものである。
成熟化した時代、宴会では「まずはビール!」で乾杯となるが、その後は、それぞれが様々な酒類を飲みたくなる。精神的な豊かさを満たす宴会サービスの充実が必要だ。
告知(4P戦略):Promotion
☆5W1Hはモレなく
宴会のお知らせを行う場合は、文章を構成する上で重要となる「5W1H」に沿って行うべきである。
Who(誰が)、What(何を)、When(いつ)、Where(どこで)、Why(どうして)、How(どのように)を明記すると良い。

☆お知らせの例
What(何を)、Why(どうして)⇒宴会の目的
When(いつ)⇒○○年○○月○○日○○時〜○○時(受付:○○時開始)
How much(会費)⇒○○円
Where(どこで)⇒ビヤレストラン○○ ○○店(住所、電話番号の明記)
Who(誰が)⇒幹事 ○○(当日の連絡先)
▼How(どうやって、参加者のエントリーや参加人数を把握するか?)
【ITツールの活用】
・無料スケジュール調整サービス「ちょー助」が役に立つ。(2012年1月「仕事術」関連の人気サイトランキング20位。)
・メール:参加者を促進するための適度なプッシュ戦略も必要である。

宴会コンテンツ
回数  日時 都市 教室 テーマ 講師
補講       世界のビール事情

ビール工場見学
見学場所 年月日 時間帯 コース
サントリー武蔵野ビール工場 2012年7月1日 時間帯 ザ・プレミアム・モルツ講座

  立教大学                
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